とある案件で、Route53のDNSフェイルオーバーの設定が必要になったのでやってみました
設定をするとプライマリーサイトが落ちた場合に、セカンダリサイトにDNSを切り替えてくれます。
プライマリーサイトはElasticBeansTalkで構成されてます。
セカンダリーサイトはS3を利用します。
S3にドメインと同じバケットを作成し、静的ウェブサイトホスティングを有効にしておきます。インデックスドキュメントはindex.htmlとしました。
プライマリーサイト
セカンダリーサイト
プライマリーサイトではAレコード、AliasをYes、AliasTargetにELBのエンドポイントを指定します。
RoutingPolicyをFailOver、Primaryに設定。
EvaluateTargetHealthをYes、Associate with Health CheckをNoにします。
プライマリーは以上です。
セカンダリーサイトも同様にAレコード、AliasをYesにしAliasTargetにはS3バケットのエンドポイントを指定します。
RoutingPolicyをFailOver、Secondaryに設定。
EvaluateTargetHealthをYes、Associate with Health CheckをNoにします。
ELBのHealthCheckを利用しているので、内容を確認しておきましょう。
チェックの方法はELBにぶら下がっているEC2インスタンスを削除します。
HealthCheckで設定したしきい値を超えた時にDNSがプライマリーサイトからセカンダリーサイトに切り替わります。
しばらくしてプライマリーサイトのEC2が起動します。
HealthCheckが正常とみなすしきい値を超えたらDNSがプライマリーサイトに切り替わります。
簡単で便利ですね。以上です。
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