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2016年3月22日火曜日

JAWS 2016に参加してきました

11:55 Posted by Unknown , No comments
エンジニアの井口です。

先日東京でJAWS 2016 という、日本最大のAWSユーザグループのイベントに参加してきましたので、
感想などまとめておきたいと思います。

[JAWS 2016 総まとめ]
[JAWS 2016のタイムテーブル]

せっかく行ったので、一番Deepなのを聞いてきましたw

1500人規模のイベントで同時に5つのセッションが行われ、
私は「AWS Technical Deep Dive」という
技術寄りのセッションをずっと聞いてました。

セッションは前半後半に分かれ、
前半がユーザセッション、後半がAWS内部の人が補足説明という進行でした。
この進行の仕方はわかりやすいですね。
前半でヘビーユーザのリアルなユースケースが聞けて、
それをふまえて、後半、AWSのエンジニアの方から補足+アルファの
「こういう使い方もある」とか「一般的にはこういう使い方」という
かゆい部分に届く説明があるといった感じで、
AWSの各サービスをより深く知ることができました。

以下 私がきいたセッション内容題目

[Deep Dive]AWS Mobile Services
Cognitoでお手軽クラウドソーシング
足立陽一[有限会社 来栖川電算]
[スライドはこちら]
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Amazon Cognito Deep Dive
塚田 朗弘[AWSJ SA]
[スライドはこちら]
[Deep Dive]AWS Big Data
スマートニュースにおけるストリーム処理の過去・現在・未来
坂本卓巳[スマートニュース株式会社]
[スライドはこちら]
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Big DataとContainerとStreaming – AWSでのクラスタ構成とストリーミング処理
岩永 亮介[AWSJ SA]
[スライドはこちら]
[Deep Dive]AWS IoT
AWS IoTで家庭内IoTをやってみた
土持昌志[JAWS-UG 大阪]
[スライドはこちら]
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AWS IoT デザインパターン
福井 厚[AWSJ SA] / 下佐粉 昭[AWSJ SA]
[スライドはこちら]
[Deep Dive]Amazon API Gateway & Lambda
オペ担当がAPI Gateway + Lambdaでチケット処理を自動化した話。
植木 和樹[JAWS-UG 上越妙高支部]
スはこちら]ライド
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Amazon API Gateaway / AWS Lambda Deep Dive(の触りだけ)
西谷 圭介[AWSJ SA]
[スライドはこちら]
[Deep Dive]Amazon Aurora
「クラウドソーシングLancers」を支えるAurora
金澤 裕毅
[ランサーズ株式会社]
[スライドはこちら]
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Amazon Aurora最新update – Amazon Aurora GAのその後
星野 豊[AWSJ SA]
[スライドはこちら]


EC2を極力立てない

従来のEC2を立てて、負荷分散して〜・・・という方法では
開発が追いつかなくなる時代が来てるのかなという事。

・Cognito(コグニート)の認証
・Kinesis(キネシス)データストリーム
・Lambda(ラムダ)のコンテナ
・API GatewayのURLハンドリング
・DinamoDB(ダイナモDB)NoSQL

とEC2と持たずに、負荷分散などほとんど考えずに
コストを抑えて大規模サービスを展開できる時代になったのだ、という
事を思いました。

ロックインしちゃってみる

こういった構造のアプリケーションを
2-Tier Architecture(ツーティア アーキテクチャ)
というらしいのですが、
このようなクラウドを利用するだけでなく、
その特性を踏まえた、というか
それを前提としたサービスづくり
これから重要度を増してくるように思いました。

クラウドの特性に依存しすぎて、
他のサービス(クラウド)に移行できない状況を
「ロックイン」というらしいですが、
AWSのここまでの機能を見せつけられ、
それに、他の大規模サービスが当然のように活用している状況を見ると、
逆に、AWSで作られたサービスに対抗するように
他のクラウドサービスが何らかの同等サービスを展開しないと
そもそもクラウドサービスで生き残れないような時代になるのではと
思います。

先日のFacebookのParseの終了の発表もそういう部分で、
AWSや他クラウドサービスに追いつけないと感じたことが原因かもしれないなと思いました。


体験してみなきゃわからない

弊社も早く、
2-Tier Architectureで何か作成しないと
時代に乗り遅れるな、、、とかあせりつつ、
地道に今現役のサービスや技術を磨く必要もあると
なかなか大変なワクワクする状況だなと思っております。

このワクワクをずっと感じていけるよう、新しい波に乗り遅れることなく
乗りこなしていきたいと思いました。

そんな未来の開発手法や開発の方向性を感じることができる
有意義なイベントでした。
また来年も参加したいです。


↓↓引き続き募集中です(^^)

弊社ではシステム開発、Web制作, Iot案件など幅広く対応しております。
ビジネスプランをお持ちの方、WEBアプリを使って何か新しいビジネスを始めたい方、
僕達が力になれるかもしれません
是非お問い合わせ下さい
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同時に、デザイナ、エンジニア、コーダの方募集中です。
サーバ周りからデザイン、システムまでワンストップでの開発を経験できますので、
WEB開発の事を学びたい方にぴったりな職場だと思っております。
またそういった向上心あふれる方と一緒に成長してきたいと思っておりますので、
興味を持たれた方はとりあえずご連絡下さい(^^)
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福岡のシステム開発・Web制作 C-limber(クライマー)株式会社


2015年7月1日水曜日

PHPカンファレンス 福岡 2015に行ってきました

13:23 Posted by Unknown , No comments
こんにちは!
PHPerの井口です。

PHPカンファレンス 福岡 2015に行ってきました!
http://phpcon.fukuoka.jp/

福岡で初のPHPカンファレンスということで、
PHPの大きなイベントに地元で参加できることの幸せを感じつつ
それぞれの発表を聴かせてもらいました。


聴いた発表

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全てを結ぶ力郡山 昭仁 (@koriym)
PHP20周年。PHPの名前に隠された”Hypertext”その秘密。Webアプリケーション開発者の知らないWebの原則、Webの力。
YOUR.Sunday郡山 昭仁 (@koriym)
フレームワークの製作を通じて体得した知見を共有し、これからあなたがフレームをつくるとしたら?を仮定してこれからのWebエンジアリングのあり方を考える。
PHP × AWS でスケーラブルなシステムをつくろう井上 泰治 (@inufs)
東急ハンズの社内システム/サービスで使っている、しくみ、事例を紹介しながら、PHP × AWS で運用しやすい、スケール可能なシステム構築について話したいと思います。
phpspecで始めるBDD竹澤 有貴 (@ex_takezawa)
phpspecの利用方法とビヘイビア駆動開発のポイントを解説します
behatによるRESTFUL APIのテスト、及びbehat extensionの作り方富所 亮 (@hanhan1978)
Restful APIのテストを例に出しつつ、behat extensionの自作方法をレクチャーします。 内容的には中級者向けですが、なるべく初心者でもステップを踏めば、自作可能なように努力します。 PHPにおけるBDDの裾野が少しでも広がればと思います。
オープンソースな帳票ツールを作りました日高 克也 (@hidakatsuya)
オープンソースな帳票(PDF)ツール Thinreports for PHP の紹介。シンレポーツと呼びます。特徴としては、マルチプラットフォーム対応のデザイナで簡単にレイアウトが作れること、日本語表示ももちろん OK なこと。使い方や今後のロードマップなどを紹介します。
Laravel5を使って開発してみた野田 健夫
Laravel4からディレクトリー構造を刷新して見た目の印象が変わったLaravel5。このLaravel5を使って開発した事例を紹介したいと考えています。
Phalcon PHPフレームワーク Sense of Use近藤 和宏
Phalcon PHPフレームワークの紹介や使用感などを話します。
PHPで学ぶ仮想マシン型正規表現エンジンの仕組み久保田 光則 (@anatoo)
PHPで実装した正規表現エンジンを紹介しながら仮想マシン型正規表現エンジンの仕組みと実装方法を解説していきます。
PhpStormで始める快適PHP開発生活山本 裕介 (@yusuke)
話題のPHP IDE、PhpStormの主要機能についてデモを交えながらご説明いたします。
とある事業の脱レガシー 〜技術的負債を取り戻すプロジェクトの物語〜田中 ひさてる (@tanakahisateru)
もっともイケてないタイプの架空のPHPプロジェクトを例に取り、いまどきのWeb開発では一般的にどうしたらいいのかを、未経験者でも楽しくわかりやすい形でお伝えできたらと思います。これから始める人、うっかりイケてない始め方をしちゃった人に、経験者から、今のうちに知って欲しい、PHPプログラミングの周辺の基礎を。
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どの発表も大変勉強になりました。

すでに弊社で取り入れているaws周りではより規模の大きな事例での使い方を教えていただき、自分たちのやっていることの延長線上で、大規模なシステムを動かせることを再確認できましたし、その中でどういう問題にぶつかり、どう対処していくか、などのお話は大変勉強になりました。

弊社ではYii Frameworkをメインにつかっていますが、Larabel,Phalconの情報も仕入れることができましたので、勉強になりました。

twitterで知っている(フォローさせてもらっている)有名な方々を生で見て、お話をお聞きすることができて、大変刺激になりました。

懇親会では、今、世界で流行っている謎のフレームワーク、PHPixie(http://phpixie.com/)の謎ぶりも勉強させて頂きましたw

今、世界で流行っているフレームワーク、ほとんどLaravelが1位なんですが、
↓こちらのサイトのデータです
Best PHP Framework for 2015 – SitePoint Survey Results
ちょっとずるいなと思うのが、

Yii1とYii2を分けている!!

点です。
我らがYiiFrameworkも バージョンで分けられなければけっこういい勝負してたんではないかと思いますが、
いかがでしょうか??
ちょっと悔しい気分です。


PHP愛にあふれるエンジニアの集いは珍しい(?)ので
PHP使いの僕にはすごく幸せなカンファレンスだったのですが、
一番嬉しかったのは、弊社がYii Frameworkを使うきっかけになった田中 ひさてるさん(@tanakahisateru)にお会い出来たことです。

今回のPHPカンファレンスを運営されている方々の輝かしい姿をみたり、
登壇されたり、LTしたりされている方々のエネルギーに満ちた姿を見て、
いつか自分も何か発信したり、発表したりして、PHPコミュニティに貢献できればいいなと思いました。

PHPカンファレンス福岡2015、すばらしい集いでした。
この刺激をもとに、さらに精進したいと思います。

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