WordPressとYiiを共存させてみた話です。
WordPressのプラグインをYii Frameworkを使って作るという事ではなく、
別管理画面をYiiで作り、WordPressの関数・レイアウトを使いながら、
WordPressから吐き出されるheaderやらfooterやらを
Yiiのレイアウトとして読ませるといった感じで進めました。
WordPress自体は、
require('wp-blog-header.php');このファイルさえ読み込めば、WordPress内の設定やコンテンツをWordPressの関数を使って読み込めるようになるらしいです。
[参考にしたサイト]
外部の php クラスや関数から WordPressの関数あるいはタグを含めた API を扱う方法 : Wordpressをインストールしてみた
しかし普通にやると、
require_once($yii);した後では、YiiとWordpressは関数のautoload機能でぶつかってしまいます。
class_exists($foo, false)とすると、yiiはclassを探すのを辞めてくれるらしいですが、
WordPress内の、機関部分をclass_exists($foo, false)として行ったらなにか問題も起きそうです。
[参考にしたサイト]
Undesireable behaviour of class_exists - Yii Framework Forum
なので、今回した対処は簡単に、
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1) WordPressのbootstrapを先に読む
require('wp-blog-header.php');してから
require_once($yii);する。
2) 管理画面とフロント部のエントリスクリプトを別に読む
→ 管理画面用にフロント部用に別々のエントリスクリプト(index.php)を用意してあげる。
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これでうまく行きました。
あとは、WordPress内の適用されたheader.phpや、footer.phpを、レイアウトのviewスクリプトで直接requireするだけです。
// テーマから直接読み込む require_once('....../header.php');
以上です
[追記]
エントリスクリプトをわけるのに、フォルダ分けとか考えてましたが、
よく考えたらmod_rewriteで分岐させれますね。。
以下の例は、faq/regist/* と recruit/regist/* へのアクセスはフロント、それ以外を 管理画面へ分岐する設定です。
RewriteEngine on RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d #RewriteRule . index.php #表ページ用 rooting RewriteRule ^(faq|recruit)/regist/(.*)$ index.php #管理画面ページ用 rooting RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d RewriteRule . admin.php弊社ではWordPressのカスタマイズ案件、独自管理画面によるシステム開発、Web制作など幅広く対応しております。
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